FUJITSUのノーパソを使っています。BIOSを書き換えるように指令がきました。
前回、何かわからないままに作業してたのですが、今回はBIOSとは何かCopliotに「bios とは わかりやすく」で聞いてみました。
BIOS(バイオス)は、「Basic Input/Output System」の略で、パソコンの基盤であるマザーボードに搭載され、パソコンの電源が入ってから最初に動き、OSの読み込みや、主にハードウェアを制御するプログラムです1。具体的には、以下の役割を果たしています:
ハードウェア制御: BIOSは、キーボード、マウス、ディスプレイ、ハードディスク、USBメモリ、外付けHDDディスク、DVDドライブ、CPUファンなどのハードウェアの管理や制御を行います。
起動順序の設定: BIOSでは、パソコンの起動時にどのデバイスからOSを読み込むかを指定できます。たとえば、内蔵のハードディスク以外に外付けHDDやDVDドライブから起動することも可能です。
基本的な操作: BIOSで基本的な設定を行うことができますが、Windowsのような複雑な処理は行えません。
BIOSは、パソコンの電源を入れると最初に読み込まれ、その後にOSが読み込まれます。BIOSの画面を起動する方法は、パソコンメーカーやマザーボードメーカーによって異なりますが、基本的には「F2」か「Del」キーを押すことでBIOSの管理画面にアクセスできます
BIOSの書き換えは買ってから2回目ですが、よくわからないことがところどころあったので、チャットサポートに聞いたら丁寧に教えて貰えたので(多謝🙏)、無事作業を終えました。変に悩みすぎて数日作業でした😅
またあるかもしれないので覚書を残しておきます。
以下は2024.05.27に詳細情報 (修正内容、インストール方法、対象機種、注意事項、他)の部分をコピペして、忘れそうな手順にリンクを貼ったり追記したものです。
※追記部分は空色のブロックです
LIFEBOOK UH90/G2,UH92/G2,UH93/G2,UH-X/G2,WU2/G2,WU4/G2,WU-X/G2,UH08/G3,UH09/G3
BIOS書換データ 1.21 説明書
富士通クライアントコンピューティング株式会社
本「BIOS書換データ」は、「1.ご使用条件」に記載されている対象機種のBIOSを
バージョン「1.21」に書換えます。
本書の書換え手順のとおりにBIOSの書換えを行わなかった場合、製品が起動しなく
なり修理が必要になることがあります。BIOS書換えを行う前に、本書を必ずお読みい
ただき、正しくBIOSの書換えを行っていただきますようお願い申し上げます。
本テキストは、「BIOS書換データ」について記述しています。本テキストの構成
は、以下のようになっています。
1.ご使用条件
2.本テキストをお読みになる上での注意
3.動作環境
4.注意事項
5.改版履歴(修正項目)
6.インストール手順
7.インストール確認手順
8.アンインストール手順
9.サポート
10.商標および著作権
■ 1.ご使用条件
本BIOS書換データのご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。
ご使用条件を遵守できない場合には、本BIOS書換データは使用しないでください。
・ご使用条件
(1) 下記の対象機種でのみ、本データをお使いになることができます。
(2) 本データはバックアップ目的でのみ複製することができます。他の目的での
複製はできません。
(3) 本データの改造、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行うことは
できません。
(4) 本データに関するいかなる著作権表記も変更できません。
(5) 本データを使用した結果、弊社に故意・重過失がある場合を除き、損害が
発生しても弊社は責任を負いません。
・対象機種
- LIFEBOOK UH90/G2
- LIFEBOOK UH92/G2
- LIFEBOOK UH93/G2
- LIFEBOOK UH-X/G2
- LIFEBOOK WU2/G2
- LIFEBOOK WU4/G2
- LIFEBOOK WU-X/G2
- LIFEBOOK UH08/G3
- LIFEBOOK UH09/G3
■ 2.本テキストをお読みになる上での注意
・お使いの製品の設定によっては、本テキスト内の「ダブルクリック」を「クリ
ック」に読み替える必要があります。
・タッチ操作の場合は、「クリック」を「タップ」または「ダブルタップ」に読み
替える必要があります。
■ 3.動作環境
本データをお使いいただくには、以下のシステムが必要です。
・OS
– Windows 11 Home
– Windows 11 Pro
※ご購入の製品でのみご使用頂けます。
・必須ドライバー
– Fujitsu BIOS Driver V2.3.41.0以降
スタートボタン右クリック>デバイスマネージャー>システムデバイス>Fujitsu BIOS Driverの右クリックプロパティ
参考ページ)https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=0310-8369
※Windows 11 をお使いの場合に、Windows Update または デバイスマネー
ジャーからBIOSを書換える場合は、本ドライバーは必須ではありません。
■ 4.注意事項
・一度BIOSを変更しますと、元のバージョンに戻すことはできません。ご了承くだ
さい。
・BIOS書換えを行う前に、現在のBIOSバージョンを必ず確認し、書き留めてくだ
さい。問題発生時の復旧に役立ちます。なお、本データのBIOSと同じ、または、
新しいバージョンの場合は、BIOS書換えはできません。
※BIOSバージョンの確認手順
1) Windows ロゴ キーを押しながら R キーを押します。
または、デスクトップ画面左下にあるスタートボタンを右クリックし、
メニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。
2) 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウの「名前」ボックスに
「msinfo32」と入力して「OK」をクリックします。
3) 「システム情報」ウィンドウの「BIOS バージョン/日付」の項目の右側に、
BIOSバージョンがn.nn形式(「1.23」など)で表示されます。
FUJITSU CLIENT COMPUTING LIMITED version 1.20でした。書換て1.21にする作業です。
・製品を修理するとBIOSが古くなることがあります。その場合は再度BIOSを書換え
てください。
・BIOS書換え中は、絶対に製品本体の電源を切らないでください。
BIOS書換え処理が正常に終わらなかった場合、製品が起動しなくなり、修理が
必要となります。また、電気工事や落雷発生時など、停電の可能性があるとき
にはBIOS書換えを行わないでください。
・暗号化ソフトをお使いの場合、暗号化機能を有効にしたままでBIOSを書換える
と、製品がロックされることがあります。かならず管理者に確認の上、BIOSを
書換えてください。
暗号化機能を無効にしてからBIOS書換えを行う場合は、「7.インストール確認
手順」でBIOS書換えが正常に完了したことを確認した後、暗号化機能を有効に
してください。
・BIOS書換えを行う場合は、管理者権限のアカウントで Windows にログインしてく
ださい。
ユーザー権限のアカウントでログインした場合、「UpdateはAdministrator権限
で使用して下さい」のメッセージが表示され、BIOS書換えができない場合があり
ます。
スタートボタン>すべてのアプリ>設定>アカウント>ユーザ情報
ユーザ名とOutlookのメアドの下に「管理者」または「標準」と書いてあります。管理者ならばOKですが、標準ならば管理者アカウントでログインしなおす必要があります。
・ BIOSセットアップで「セキュリティ」-「システムファームウェア更新機能」の
設定を「使用しない」に設定している場合は、かならず「使用する」または
「使用する(制限付き)」に変更してからBIOS書換えを行ってください。
「システムファームウェア更新機能」を「使用しない」に設定したままではBIOS
書換えはできません。
(すでに起動しているPCは一度シャットダウンします)
電源ボタンをおしてすぐに「F2」ボタンを押すとBIOSセットアップ画面が出てきます。
BIOSセットアップ画面>セキュリティ>システムファームウェア更新機能で確認できます。
※2024.05.27 FUJITSUサポートチャットで教えて貰いました。
・BIOSセットアップで「セキュリティ」-「システムファームウェア更新機能」の
設定を「使用する(制限付き)」または「使用しない」に設定している場合は、
Windows 10、Windows 11 の Windows Update またはデバイスマネージャーを用い
たBIOS書換えはできません。Windows 10、Windows 11 の Windows Update または
デバイスマネージャーを用いてBIOS書換えを行う場合は、かならず「使用する」
に変更してからBIOS書換えを行ってください。
■ 5.改版履歴(修正項目)
※脆弱性に関する情報は、本BIOS書換データの提供時に未開示の場合があります。
(1.21)
・BIOSに関する脆弱性に対応しました。
(脆弱性対応: CVE-2023-32282)
・インテル(R) プロセッサーのMicrocode Update (MCU)を更新しました。
(脆弱性対応: CVE-2023-28746, CVE-2023-38575, CVE-2023-39368)
(1.20)
・インテル(R) MEファームウェア バージョン 16.1.27.2176に対応しました。
(脆弱性対応:CVE-2022-38102)
(1.16)
・インテル(R) MEファームウェア バージョン 16.1.25.2049に対応しました。
・インテル(R) プロセッサーのMicrocode Update (MCU)を更新しました。
・一部の他社製USBキーボードを使用した際に、OS起動前にキーボードが使用できない
不具合を修正しました。
・Insyde H2Oの脆弱性に対応しました。
(脆弱性対応:CVE-2022-27405,CVE-2022-29277,CVE-2022-29278,CVE-2022-30771,
CVE-2022-30772,CVE-2022-35407,CVE-2022-35408,CVE-2022-35893,
CVE-2022-35894,CVE-2022-35895,CVE-2022-35896,CVE-2022-36338,
CVE-2022-36448)
・OpenSSL 1.1.1qを適用しました。
(脆弱性対応:CVE-2022-2097,CVE-2022-1292,CVE-2022-2068)
(1.15)
・BIOSに関する脆弱性に対応しました。
(脆弱性対応:CVE-2022-21198,CVE-2022-30704)
(1.13)
・インテル(R) プロセッサーのMicrocode Update (MCU)を更新しました。
(1.12)
・BIOSに関する脆弱性に対応しました。
(脆弱性対応:CVE-2021-41837,CVE-2022-24030,CAPEC-471,CWE-427)
(1.11)
・初版
■ 6.インストール手順
● 事前準備
・BIOS書換えを行う前に、必ずACアダプタを接続してください。
・Windows 11 の「Windows セキュリティ」-「スマート アプリ コントロール」
の設定が「オン」または「評価」の場合は、BIOS書換データを実行する前に
インターネットに接続してください。インターネット未接続状態でBIOS書換
データを実行すると、インターネット接続エラーが発生してBIOS書換えが出来
ない場合があります。
・BIOS書換えを行う場合は、管理者権限のアカウントで Windows にログインして
ください。
ユーザー権限のアカウントでログインした場合、「UpdateはAdministrator権限
で使用して下さい」のメッセージが表示され、BIOS書換えができない場合があり
ます。
・BIOSの書換えを完了するには、製品の再起動が必要です。
編集中のファイルがあるときはデータを保存し、アプリケーションを終了して
から書換えを始めてください。
・ BIOSセットアップの「セキュリティ」-「TPM(セキュリティチップ)設定」-
「セキュリティチップ」の設定が「使用する」の状態で、なおかつ
「BitLockerドライブ暗号化」機能を有効にしている場合は、かならず
「BitLockerドライブ暗号化」機能を無効にしてからBIOSの書換えを行い、
「7.インストール確認手順」でBIOS書換えが正常に完了したことを確認してから
設定を「オン」に戻してください。
「セキュリティチップ」の設定は
(すでに起動しているPCは一度シャットダウンします)
電源ボタンをおしてすぐに「F2」ボタン>BIOSセットアップ画面>セキュリティ>TPM(セキュリティチップ)設定>セキュリティチップで確認
「BitLockerドライブ暗号化」は
スタートボタン>すべてのアプリ>設定>セキュリティとプライバシー>デバイスの暗号化で確認
※無効化、有効化ともに時間がかかります。
※2024.05.17 FUJITSUサポートチャットで教えて貰いました。
※「BitLockerドライブ暗号化」機能を有効にしたままでBIOSを書換えると、
BIOS書換えが行えない、または、BIOSの書換え後にドライブがロックされる
場合があります。
※「BitLockerドライブ暗号化」機能が有効のままでBIOS書換えを行い、
BitLocker回復パスワードが要求された場合は、お客様が保存したBitLocker
回復パスワードを用いてロックを解除することができます。
● BIOSの書換え
BIOSの書換え方法は、下記の6-Aまたは6-Bの2通りからお選びいただけます。
6-A. Windows 11 の機能を用いたBIOS書換え
・Windows 11 をお使いの場合は、デバイスマネージャーの「ファームウェア」-
「システムファームウェア」の「ドライバーの更新」からBIOS書換えができま
す。ドライバーを自動検索し、表示される画面に従って操作してください。
スタートボタンを右クリック>デバイスマネージャー>ファームウェア>システムファームウェアを右クリック>ドライバの更新
(やってみたけどできなかったので、あきらめて6-Bに移った)
※再起動時にパスワード入力画面が表示された場合は、パスワードを入力して
ください。
いつものログインパスワード以外は要求されませんでした。
6-B. システムファームウェア アップデートツール を用いたBIOS書換え
1) ホームページからダウンロードしたBIOS書換データ(UGSV121All.exe)
をクリックまたはダブルクリックして、「システムファームウェア アップ
デートツール」を起動してください。
ダウンロードしたファイルは「E1034094.exe」という名前で、ダブルクリックするとフォルダが解凍され、「(UGSV121All.exe」が中に入っています。
以前、BIOSを1.20に更新した時のディレクトリが同じフォルダ内に残っていると、黒画面(システムプロンプト)が開いてしまうので、解凍する前に「新しいフォルダ」を作ってその中に「E1034094.exe」を入れてからダブルクリックし方がいいです。そうすると↓にすすめます。
※2024.05.27 FUJITSUサポートチャットで教えて貰いました。
※「ユーザーアカウント制御」の画面が表示される場合は、「許可」または
「はい」をクリックしてください。
※「アップデートツールの実行には、管理者権限が必要です。管理者権限のある
ユーザーで実行してください。」の画面が表示される場合は、いったんログオ
フし、管理者権限のアカウントでログインしてください。
※ 現在のBIOSバージョンが本データのBIOSより新しい、もしくは同じ場合は、
BIOS書換えはできません。
2)「DeskFlash BIOS Update」の画面が表示されます。
3)「次へ」ボタンをクリックすると、アプリケーションによるBIOS書換え準備を行
います。コマンドプロンプトが起動されBIOS書換え準備を行い、準備が終了後、
自動的に製品が再起動します。
※ 以下のメッセージが表示されて停止した場合は、誤った機種のBIOSデータ
ファイルを選択しているか、BIOSデータファイルが壊れている可能性があり
ます。対象機種をご確認の上、本製品のBIOSデータファイルをダウンロード
してください。「閉じる」ボタンを押すとアプリケーションが終了します。
「アップデートツールの実行でエラーが発生しました。
8対象機種以外のアップデートツールを実行しようとしています。
対象機種のアップデートツールを実行してください。」
4) Windows が起動する前にBIOSのアップデート画面が表示され、BIOSのアップデー
トが始まります。
※ アップデート時間は、機種によって異なります。
※ アップデート中は、マウスやキーボードが操作できません。アップデートが
終了するまでお待ちください。
※ アップデート中は、絶対に電源を切断しないでください。
5) BIOSのアップデートが完了すると、製品が自動的に再起動します。
※再起動時にパスワード入力画面が表示された場合は、パスワードを入力し
てください。
■ 7.インストール確認手順
1) BIOS書換えが正常に完了したことを確認するために、先の「4. 注意事項」で説
明した方法により、BIOSバージョンが「1.21」であることを確認してください。
バージョンが異なる場合は、書換えが正常に完了していませんので、「6.インス
トール手順」の手順を繰り返してください。
今回は1.21になっているはず。
無効化した暗号化を戻すのを忘れずに!
■ 8.アンインストール手順
・一度BIOSを変更しますと、元のバージョンに戻すことはできません。
ご了承ください。
■ 9.サポート
BIOSデータは製品の基本制御に関わる重要なデータのため、データの書き換え中に
誤操作や何らかの理由による書き換えの途中の中断等で失敗した場合、製品が正常に
動作しなくなります。BIOSデータの書き換えを行う場合は、十分な注意を払ってくだ
さい。書き換え手順以外での作業で正常な動作をしなくなった際は、お客様の責任に
なる場合もございます。(保証期間中でも有償修理となる場合がございます。)
【個人のお客様】
●故障や修理に関する受付窓口
0120-926-220 (通話料無料)
※携帯電話、IP電話、海外などからご利用のお客様
045-514-2260 (通話料お客様負担)
【法人のお客様】
●富士通ハードウェア修理相談センター
0120-422-297 (通話料無料)
上記お問い合わせ先にお電話をおかけいただくと、音声ガイダンスにより、操作に関
するご相談または故障・修理に関するご相談窓口へご案内いたします。
■ 10.商標および著作権
この文章に記載されている製品名称は、次のとおりに略して表記します。
Windows 11 Home
Windows 11 Pro
を、Windows 11 と表記します。
Windows 11 を総称して、Windows と表記します。
Microsoft, Windows, Windows ロゴは、米国 Microsoft Corporation および/また
はその関連会社の商標です。
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