DX(デジタルトランスフォーメーション)について

昭和生まれの馬には、初見のカタカナ語が複数ある文章を読むのがキツイのですが、IT系の記事は見慣れないカタカナ語にあふれています。つい先日も、会話をしていて、「DX」という言葉が出てきたのですが、なんのこっちゃわかりませんでした😅。デジタルデータにお世話になって仕事してるのに、わかってないのはよろしくないので、ちゃんと確認することにしました。

調べたら新しいカタカナ語が増えた…orz

「DX」で検索をかけてみたら、Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略だということはすぐわかりました。また、詳細を説明してくれているサイトはいくつかあったのですが、説明の前提として、デジタイーゼーションデジタライゼーションという他のカタカナ語が出てきてしまいました。

ますます混乱するぅ~‍‍😵‍

手っ取り早くGoogle翻訳にかけてみたのですが、Digitization(デジタイーゼーション)とDigitalization(デジタライゼーション)は両方とも「デジタル化」と和訳されるし、Digital Transformationに至っては「デジタル トランスフォーメーション」と出てきました。最後のに至っては、

翻訳じゃなくて、ただのカタカナ変換やん😬

単語の音をそのままカタカナにするんじゃなくて、漢字にしてくれないものか・・・
勿論、出地鯛勢庶務、出地鱈威勢庶務、出地樽虎蒸米麺名庶務 とかにしてほしいわけではないです。

「デジタル化」の3ステップ

意味を調べるのにあたり、いろんなサイトを見てみたのですが、解釈がそれぞれ違っていることが多いので、自分なりにまとめてみました。ついでに和訳(漢字)を勝手につけてみた👍

  1. デジタイゼーション:電子情報デジタルデータ変換(手元のアナログデータをデジタルデータに変換)
    →手元の紙書類をデジタルデータ(電子ファイルやテキストデータなど)に変換する。 
      
  2. デジタライゼーション:電子情報デジタルデータ活用(デジタルデータを活用して業務を行ったり、サービスを提供したりする。)
    →業務上のやりとりを紙書類ではなくデジタルデータで行うようになり、サービスの提供などもDVDやCDなど物を使わず、ダウンロードなどで行われるようになる。
      
  3. デジタルトランスフォーメーション:電子情報デジタルデータ変革(デジタル技術で社会や生活を変えていく)
    →それまでのアナログなサービスに代わってデジタルデータを活用したサービスが主流になり、社会や生活の在り方が変わっていく。

要するに、現代の「デジタル化」は

鯛(タイ)→鱈(タラ)→樽(タル)の3ステップ

になっているみたいです。

役所関係やら事務手続きが簡単になっていくのはありがたいけど、紙の本が減っていくなど寂しい変化もたくさんありますね~(´・ω・`)

参考ページと言い訳

「デジタル・トランスフォーメーション」DXとは何か? IT化とはどこが違うのか?

ミラサポplus 補助金・助成金 中小企業支援サイト|経済産業省 中小企業庁

デジタル・トランスフォーメーションの定義

総務省サイト

2023.01.25追記

経済産業省のサイトには

「デジタル化(≒IT化)+トランスフォーメーション=DX」
(デジタル化 in DX)?

と書いてあったのですが、総務省サイトには

「デジタル・トランスフォーメーションと同様に、広い意味での『デジタル化』の範疇に含まれる概念として、『デジタイゼーション』と『デジタライゼーション』がある。」
(DX inデジタル化)?

とあり、微妙に説明の内容が違いました。

というわけで、自分に理解しやすい説明を基にすることにして、馬は「デジタル化」を3ステップで説明しました。

ちなみに、経済産業省のサイトにも「一般的な『DX』の導入ステップ」にある3ステップ」というのがありますが、それとは違うので、説明の内容も違っています。

もともとサービスって生活をよくするためのものとして提供されるものだし、それで社会や生活の形を変えるというのは意図的にできるものなのかなー?と思うので、今のところ馬はDXを「結果」としてとらえています。

2023.02.06追記(確認中)

具体例

  1. デジタイゼーション
    ・レコード・カセットテープ・CDなど「物」で管理していた動画を電子ファイルにする※1
    ・紙の切符がICOKAやSUIKAなどの交通系ICカードが使われるようになる
    ・資格試験の受験者データがデータベース化される
     
  2. デジタライゼーション
    ・電子ファイルとして扱えるようになった動画ファイルを使って配信サービスをする
    ・ICOKAなどにチャージされた電子マネーで、他の決済も出来るようになる
    ・資格試験の申し込み、合否確認がネットで出来るようになる。
     
  3. テジタルトランスフォーメーション ←まだ実現していない。ちょっとSFチック
    ・専用眼鏡をかけていればいつでも自分が登録した動画が見れるようになる
    ・マイナンバーカードとICOKAが一体化する
    ・いつでも受けたい資格試験が自宅で受けられるようになる
     

※1 カセットテープはデータを磁気テープに保持しているので、デジタルデータではあるけど、データをやりとりするのに「物」のやりとりが必要になるので、ここではアナログデータ扱いにしています。