
先週の土曜日に、TVで宣伝していた「爆弾」を見に行ってきました。公開3週目でしたが、後方にいた馬の隣に空席がないくらいには混んでました。
まずはネタバレにならない程度のあらすじ。
酔って酒屋で暴れて逮捕された浮浪者っぽいおじさん「スズキタゴサク」が、警察で取り調べを受けている最中に、「自分には霊感がある」と言い出して時間を指定して何かが起こると予告した。予告通り事件が起こって、本格的に取り調べるために警視庁から専門家が2人派遣されてくる。密室のやりとりの中から爆弾の場所と犯人の目的を探す話。
~ここから映画『爆弾』のネタバレがあります~
タゴサク、”無邪気”か?w
タゴサク(佐藤二朗)について「無邪気」ていうワードがあったので、「本気でこの人霊感あるんじゃないか?」と思えそうな人を想像してたんですが、最初から「悪意モリモリ」に感じましたww
伊勢(寛一郎)めっちゃ計算して操って嵌めてるし、清宮さん(渡部篤郎)に指折られたときも覚悟もだいぶ決まってる風でしたし。
これは絶対 ”無邪気” じゃないから!
むしろ邪気(悪意)しかないww
って見てて思ってましたww
あとホームレスとしてひっそり生きてきたのが「切っ掛け」があって今回の事件を起こしたって話なのですが、それまでの生き方と事件起こした後の計画と駆け引きにギャップがありすぎてなんか納得いきませんでした。ホームレスになる前に悪の世界で大成しそうだし「何かのショックで前世の記憶が戻って超悪賢くになった!」てくらい突飛な理由がないとおかしい気がしました。それくらいショックな「切っ掛け」だったということなのかもしれないけども、類家がいってたのが理由なんだったらちょっと違和感があります。
その他感想
宣伝で期待値をあげすぎな気もしました。何も知らないで見た方が楽しめたんじゃないかと思います。正直いうと「悪魔的に面白い」というほどには感じなくて普通に面白かったです。とくに謎解きしてるところはわくわくしました。
感想があれこれバラバラしてるので箇条書きで。
- 等々力と類家が有能でわくわくした。類家がするする謎解きしているのも、等々力の行動で事件が進展するのも良かった。登場人物が有能だと安心して見れる。
- 逆に失敗する気配しかない清宮さんと、失態向かって突っ走ってそうな矢吹と倖田は見ててハラハラモヤモヤした。
- 類家、基本人当たりいいのに、タゴサク相手には感じ悪い応対の二面性がよかった。取り調べ中はタゴサクと同類感出してたけど、中身結構普通の倫理観ある警察官としか思えなかったので、清宮さんが類家の発言にいちいち心配そうにしなくてもいいのにと思った。
- 等々力、有能なのに上司の評価低そうだなと思ったら長谷部事件の影響だった。
- 小説がそうなっているんだと思うけど、なんで長谷部有孔(加藤雅也)の自殺原因を性癖による不祥事にしたのか不思議だった。「いろんな重圧があっての問題行動」としては別の汚職エピソード(賄賂とか罪のもみ消しとか?)の方が理解しやすいし、その方が等々力の「ルールを踏み越えるに値する、ひとりの仲間」という言葉も素直にうなずけた気がする。
- 等々力のとっさに出た言葉が「気持ちはわからなくもない」じゃなかったら、等々力まで他の仲間からも冷たい目で見られずにすんだのではと思った。「気持ち」の部分を大分誤解されてそう😅
- 本人も悩んでたみたいだし、「追いつめられてたんだろうな可哀そうだな」とも思うけど、観客がそう思うのは、等々力の話(回想)を聞いているからであって、事情を知らない等々力の同僚達が、結果だけ聞いて幻滅してしまった気持ちもわからなくもないなと思った。それまでの付き合いの深さにもよると思うけど。
- 等々力の言動言葉足りないとか「なんでやねん」て思うこと多かったけど最後の「俺はそれを不幸だとは思わないよ」は普通に共感できた。
- とりあえず週刊誌は守秘義務を遵守できない精神科医もすっぱ抜くべきだと思う。
- あと、そもそも職務上問題になったのは性癖じゃなくて、現場保存を怠ったことの方のはずなのに警察内でも前者の方が公の理由みたいになってるのはなんでだ?🤔
- 伊勢が矢吹(坂東良太)のどんな手柄をどう横取りしたのか気になってたけど、説明がなくて残念。
- 入場者特典はなかった。もらえないのが普通なのに、最近もらえることが多かったので、物足りなく感じてしまった😅慣れって怖いな。
- 「本当に爆発させてます」とネットで読んだけど、本当の街中で全部爆発させるのは無理かなと思うので、CGも使ってると思うんだけどどうなんだろう?
- タゴサクも類家もしゃべりすぎてて、リアルだったらお互いボロがでそうだなとちょっと思った。
