映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(ネタバレあり)

写真ACにあった窓辺のロボットたち。可愛い。

SEEDは完全未視聴、SEED DESTINY は全話見たけど理解が浅く、そして映画はネットなどで復習もせずに見に行きました。SEED DESTINY の話の迷走っぷりを本気で楽しんでいた馬が、いい加減な記憶に基づき、大分「斜めに見た」感じの感想になっていますので、映画のストーリーに感動した方や生粋のガンダムファンの方は、ご了承の上でご覧ください。また、映画について盛大にネタバレもしていますので、ご注意ください。

20年前に見ていたアニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の続きを見に今年初めて映画館に行きました。ネットニュースで評判が良いらしいと知ったので興味が湧いたのです。

1月26日から放映されているので、昨日見に行こうと思ったら夕方16時半からの1本しかありませんでしたが、放映終了も近いだけあってすごく空いていました。

入場者特典のボールペン。

最近のアニメはよく入場者特典がついてますが、この映画にもありました。特典は一週毎で変わるらしいです。リピーター多いらしいので喜ばれてそう。

だいたい一目でどの作品の特典かわかるものが多いのですが、今回貰ったのは作中でみかけた組織や国のロゴ柄のボールペンで、普通に使っててもアニメのグッズとバレなさそうなデザインでした。

馬と「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」

馬の視聴歴などに興味がない方はリンクをクリックしてください(ネタバレ注意)

「機動戦士ガンダムSEED」というシリーズは映画の前にテレビシリーズが2本ありました。馬は最初のテレビシリーズのSEED は見ることなく、何故か SEED DESTINY から見始めました。なんで続編から見ることにしたのかも覚えてないです。何せ20年前だし…。

ただ、この SEED DESTINY、ストーリーがものすごく迷走してて、見ていてとても面白かったです。最終回で主役が別人に交代してて、エンドロールでキャスト順を見て、声を出して笑ってしまいました。ガンダムシリーズは今までいくつか見てましたが、

ガンダムの最終回で笑ったのは初めてでした。

更には後日総集編みたいな番組があったのだけど、ラストが大幅に変わってました。最後は新主人公が単身敵地に乗り込んでいたのが、その親友も一緒に行ったことになってました。

最終回をほぼまるまる作り直したのも初めて見ました。

馬の前知識

最終回のインパクトの強さだけが残っていて、細かいところまで覚えていなかったのですが、主要な登場人物5人だけ顔と名前は一致していました。

  • キラ・ヤマト…前作で主役を乗っ取った人類最強っぽいパイロット。
  • ラクス・クライン…人類で最上位っぽいヒロイン。キラの彼女。
  • シン・アスカ…前作で主役を乗っ取られた気の毒な青年(元少年)。
  • アスラン・ザラ…作り直されたラストでダブル主役な扱いになってたキラの親友
  • カガリ・ユラ・アスハ…アスランの彼女。大きな国か組織の代表。キラの実姉っぽい。

それと、

  • コーディネーター=優秀になるよう遺伝子操作されて生まれた人たち
  • ナチュラル=遺伝子操作されてない人たち

という設定があり、この2人種間で差別や、国・組織問題などいろいろあったと思うのですが、戦いの構図は、シンプルには

遺伝子で地位や職業を割り振る世界を作りたい派
(コーディネーター)
VS
そうじゃない派(コーディネーター&ナチュラル)

…だったハズ。

正直、映画を見始めてすぐは、国や組織の名前と関係性がさっぱりわからなかったんですが、後半は敵味方がわかりやすくなって、このくらいの情報しかなくても、意外と大丈夫でした。

わからないことは大体アスランが説明してくれますし

映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」について(ネタバレあり)

話をざっくりまとめると、

自分こそがヒロインの相手として相応しいと思い込む一国の王子が、主人公を暗殺(しようとして失敗)してヒロインを拉致したけど、こっぴどく振られて、二人の「愛の力」で徹底的に負ける話

でした。

主人公キラ君が、敵が持っていない武器名”ラクスの愛” を告げた時には、笑ってしまったのですが、この作品はよくわからない「愛の力」で、主人公が強くなって終わる感じのアニメではなかったです。

「ラクスの愛」、物理的にも最強だった。

なんかすごかった。

最初から最後まで、定型っぽいエピソードがいろいろ詰めこまれているから、ありきたりな解決方法かと思ってたけど、「微妙に予想からはずれた展開」で、素直な楽しみ方じゃないかもしれないけど、本気で面白かったです。

他、細かい感想

  • だいたいのことはアスランが説明してくれるし、なんとかしてくれる。
  • ズゴック出てきた。びわ湖ホール傍にあるマンホールに描かれたの と違って赤色だったけど。
  • シン、大分救済された感あって安心した。
  • 王子の部下の3人。シンに対するセリフがほぼ全部自己紹介に聞こえる。
  • なんか見たことあるなーて人達がそこかしこにいたが、シンの守護霊っぽい金髪の子は思い出せなかった。後で調べたらSEED DESTINY のヒロインの一人だった。なぜ覚えていないのか…🐴
  • ラクスの衣装が後半から意味不明で面白かった。その状況でなぜその服に?変身してない?これも愛の力?
  • 声優さんたち、声変わらないなー。特に鈴村健一。イヤミ(おそ松さん)とヤン・ウェンリー(銀英伝)を経て、シンに戻ってるなー。
  • 戦闘中の挿入歌、中島美嘉じゃなかったら聞き流していたかも。
  • すごい早口のアルバート(福山潤)とコノエ(大塚芳忠)は、前から出てた登場人物かと思って映画みてたのだけど、後で調べたらこの映画からの登場だった。二人とも面白そうな性格してた。

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