
滋賀県立美術館で、「落語であーっ!と展 そこまでやっちゃう? 落語と美術の無理矢理コラボレーション」が開催中です(6月8日まで)。馬は先週の日曜日に観に行ってきました。なかなか強引に関連付けてるのもあって、見てて面白かったですw
展示で聞ける(見れる)落語
展示テーマになった落語
- 近江八景🔊(5分落語)…教養があって頭の良い女性だなーと思う。
- 長屋の花見
- 夜桜
- 竹の水仙
- 唐茄子屋政談(とうなすやせいだん)…大家もやり方がひどいと思うがお咎めを受けるほどかなぁ?
- つる🔊(5分落語)…ダジャレかw
- 井戸の茶碗🔊(5分落語)…いい人しかいない。
- 牛ほめ
- 天狗裁き
- 掛取萬歳(かけとりまんざい)
- 加賀の千代
- 狼講釈
- 新作落語 虹📽️(音声とパラパラ漫画風イラスト)…関西人にはオチが見えるw
- 浜野矩随
- 雁風呂
- 猫の皿
- あたま山📽️(アニメーション)…シュールで妙に哲学的な感じがする。「長屋の花見」の行先かもしれない。
- 青菜
- 動物園
- 松曳き
- やかん🔊(5分落語)…頑張りのこじつけ
- 元犬🔊(5分落語)…かみ合ってないのに通じてしまう会話
- 抜け雀
※5分落語:元々15分くらいの話を三遊亭わん丈さんが頑張って5分に収めたという落語が繰り返し流されていました。
撮影OKだった作品

目に入った瞬間に「●berEATS!」って思った絵。何を運んでるのかわからんくて気になります。本気で食べ物かもしれない。
※映り込みを消したら矢が数本消えてしまいました。正しい本数が知りたい方は実物を見に行ってください。
落語独演会(三遊亭わん丈)2025.5.11(日)
美術館のニュースレターを見て落語独演会の整理券を貰いに行きました。
整理券を貰いにいった話はこちら↑(アメブロ)
独演会は14時からですが、13時半から整理券の番号順で会場入り出来て好きな席を選べました。馬は一番前の端っこに座りました👍
三遊亭わん丈さんは「初の滋賀出身江戸落語家」だそうです。(滋賀出身の上方落語家は何人かいるけど、江戸落語では「初」)。
最初は滋賀県が地元じゃないとわからない高校の話とかから入り、企画展の監修をされていたので、企画展準備の愚痴 苦労話をされてました。担当の学芸員さんとの攻防がなかなか面白かったです。演目は5分落語にもなっていた「近江八景」と「井戸の茶碗」の(多分)フルバージョンでした。
「近江八景」
遊女の手紙の話。めちゃくちゃ上手にリズムよく「近江八景」読みいれているので、主人公が入れあげていたのは大分上のランクの遊女だと思います。
「恋しき君の面影を しばしがほどは見い(三井)もせで 文の矢橋の通い路や 心かたた(堅田)の雁ならで われから先(唐崎)に夜の雨 濡れて乾かぬ比良の雪 瀬田の夕べと打ち解けて かたき心は石山の月も隠るる恋の闇 会わず(粟津)に暮らすわが思い 不憫と察しあるならば また来る春に近江路や 八つの景色にたわむれて 書き送りまいらせ候 かしく」
最後の「近江八景にゼゼ(膳所)はない」というオチも合わせてよくできてるなーと思います。ただお子様もいると遊郭の話ってしづらいだろうなと思ってました。なんか上手に誤魔化してた気がします。
「井戸の茶碗」
なんで井戸茶碗なのか調べてもわかりませんでした。
井戸茶碗(いどぢゃわん[1]、いどちゃわん[2])は、李朝時代前期の朝鮮半島で製作された高麗茶碗に対する、日本での茶道具としての呼称。
名称の由来は諸説あり、覗き込むと井戸のような深さを感じるため井戸茶碗と呼ばれるようになったとも言われ、江戸時代には特に大ぶりな器を「大井戸茶碗」と称するようになり、他にも「青井戸」「古井戸」といった分類が生まれた[3]。
登場人物皆いい人の人情物(?)。苗字がある人はフルネーム出てるのが細かいなと思いました。
- 千代田卜斎(ちよだぼくさい)
- 高木佐久左衛門(たかぎさくざえもん)
- くず屋の清兵衛(正直清兵衛)




