「生誕150年 山元春挙」展の記事では、滋賀県立美術館についていろいろ書き足りなかったのと、行きたいと思っていた館内のカフェがみつけられなかったので、リベンジ(?)しにいってきました。
「滋賀県立美術館」について
2021年6月27日、名前も変わってリニューアルオープン
1984年8月に出来た滋賀県立近代美術館が、去年「滋賀県立美術館」としてリニューアルオープンしました。
最近まで知らなかったんですが、「新生美術館」の計画は凍結されていたらしく、老朽化対策をしてのオープンとのことでした。
建物のリニューアル内容については「美術手帖」に詳しい記事があがっていたので、こちら↓をごらんください。
低予算の中、頑張って工夫してくれてるのに、「特に中も外も変わってないよなー」などと思ってしまった「違いがわからない」馬を許してほしい。
馬はカフェを発見した
前回探し回ったカフェを、今回はあっさり発見しました🐴
人が大勢いたので撮影は控えましたが、ミュージアムショップど真ん中にレンガで囲まれたエリアがあって、そこで飲食物も売っていたのです。
ようするに、ミュージアム・ショップとカフェはレジが一緒だった…orz
何故、前回発見できなかったのかというと、多分、椅子とテーブルを目印に探していたせいだと思います。受付の近くに椅子とテーブルが置かれているエリアがあるのはわかっていたのですが、「飲食を売るカウンターと椅子とテーブル両方揃ったところ」を探してグルグルウロウロしてました。
実際は、レジで飲食物を買って、椅子とテーブルのエリアに持ってきて食べるようになっていました。
食べ終わったら、レジの裏の方にあるトレイ返却口返しにいきます。
トレイ返却口も結構目立つと思うのに、何故気づかなかったのか?我ながら謎です…。
期間限定の練り切りも食べたかったんですが、お腹が空いていたので、バトンサンド大豆ミートとアイスコーヒーを頼んでみました。
高野豆腐っぽいものが挟まれていたので、あれが大豆ミートだったんだろうと思います。正直あんまり肉っぽくなかったですが、ヘルシーで良いと思います。
常設展が無料になる日
常設展について
滋賀県立美術館では、他所の美術館からも作品を借りてきて、テーマに沿った作品を一定期間展示する「企画展」と、美術館所蔵の作品を展示する「常設展」があります。
企画展は毎回テーマが違うし、普段見られない他の美術館の作品も見られるので、これを目当てに行く人も多いと思いますが、常設展も割と作品が入れ替えられているので、たまにいくと変化があって面白いです。(近美だったころは2か月に1回入れ替えしてたみたいです)
6月に山元春挙展を見に行った時には、久々に安田靫彦の「飛鳥の春の額田王」を見ることができましたが、7月に行ったらなくなってました(´・ω・`)
馬はカンデンスキーの版画や小倉遊亀の「アネモネ」も好きです。
ピンク色のでっかい紙を曲げただけのような作品があったのですが、紙じゃなくてスチールで出来ているらしいです。壁に説明がはってあった説明に気づかず、学芸員さんに「紙ですか?」て聞いたら親切に教えてくれました。これもなんか好き。(下のシュウカツ記事写真の左側の作品)
常設展の観覧料&無料の日
常設展の観覧料は2022年8月16日現在以下の通りです。
- 一般:540円(団体 430円)
- 高校・大学生:320円(団体 260円)
通常、常設展「だけ」みたい場合は、観覧料が必要になりますが、
企画展のチケットを買うと常設展のチケットも一緒についています。
今まで馬が常設展を見るのも、企画展のついでが多かったです。
でも、最近は観覧無料日があるんですよ!
- 家族ふれあいサンデー:毎月第3日曜日:県内在住の人のみ
県内在住を証明するものを提示すればOK!
- 体験学習の日:毎週土曜日:県内に在住、または県内の学校・園に在籍中の18歳未満の人のみ。
滋賀県内に在住、在学・在園していると証明できるものを提示すればOK!
- 木の家専門店 谷口工務店フリーサンデー:毎週日曜日:誰でも(太っ腹やな!)
谷口工務店さんの協賛で誰でも常設展を無料で観られます。
Web上のお知らせには令和4年3月までと書いていたのですが、今回(2022年8月14日)いったらまだやっていて、無料で入らせてもらいました。
四半期ごとの寄付によるみたいなので、少なくとも2022年9月中までは開催されると思います。
企画展2回分で元が取れる「年間パス」
常設展だけではなく、企画展も無料で入れる年間パス(入会日から1年有効)もあります。
興味がある企画展が2つ以上あるなら、他の特典もあるのでお得です。
特典
- 常設展・企画展を期間中に無料で観覧(有効期限:最初の利用日から一年間)
- 館内カフェでドリンク5%OFF(同伴者も割引対象)
- 当館主催・企画のイベントに優先的に参加
- 展覧会・アート情報を郵送やメールでお届け
年会費
一般:2,400円 / 高校・大学生:1,600円 / 小・中学生:1,200円
前は「友の会」があったのですが、会費と特典が変わったっぽい…
余談
以前は、「きんび」で検索すると、すぐに公式サイトが出てきたのに、「けんび」だと「兼備」の意味が一番最初に表示されるので、正確に「滋賀県立美術館」と打たないといけなくなったなと思っていたのですが、未だ「きんび」で上位に表示されているので引き続き「きんび」で検索をかけようと思います。
「近美(きんび)」の頃、2Fにあったレストラン&カフェはなくなって、今は「キッズスペースとファミリールーム」になっているみたいです。階段を上るところに「大人だけの利用はご遠慮ください」という注意書きがあるので、2Fに上がるだけでも怒られるんじゃないかと思ったのですが、「ワークショップルーム」も併設されているので、上に上がってみるくらいならセーフだった気がします。
人がいない時に、売店と2Fの写真とりたい・・・
館内は常設展の中以外は撮影OKといってもらえたので、遠慮なく撮らせてもらいました。
展示会内の会場は撮影不可が普通なのですが、今やっている「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」は、珍しく中も撮影OKだそうです。今回はフリーサンデー体験しにいったので、入らなかったのですが、こういう鮮やかに色使いの絵も結構好きなので、次回まだやってたら観覧&撮影したいと思います。